新規で住宅改修の依頼をいただいたお宅へ訪問すると…
驚愕の状態の外部手すりが!!
実は9年ほど前、今回のご依頼人の旦那様で介護保険改修を承った際に
弊社の下請けさんが施工した手すりなんです・・・。
数年前から支柱がグラつき、何度も転倒しかけたと伺いました。
「いそがしいと周りのうわさで聞いているから、申し訳ないと思って連絡できなかったんよ。」
と、こんな手すりを施工されているのにも関わらず、恐れ多いお気遣い。
申し訳なくって、胸が締め付けられました。
転倒事故に至ってなかったことだけが救いです。
原因は
①手すり中央部の”曲げ”部分の前後に、受け支柱が立っていない。
本来なら、支柱は4本。
②土に埋め込まれた支柱の固定が、ブロックにコンクリートを流し込んだだけであった。
通常はブロックとコンクリートにプラス、鉄筋を支柱に通して強固に固定する。
この2点でした。
どちらも当たり前の施工方法で、下請けに任せっきりであった当時の体制を大反省しました。
すぐに新しい手すりの部材を手配し、来週のはじめには取替え(もちろん無料)を
させていただく段取りをしております。
長年ご迷惑をおかけし、心から申し訳なく、深くお詫びいたします。
モニタリングって大切ですね・・・。
改めて考えさせられました。
これを機に、お世話になった方々へのアフターフォローに力を注ごう!と決意した日でした。