先日書いた、「つれあいへの手紙」に触発されて「手紙 介護」でググってみた結果、

一番始めに上がった記事に号泣。

正しくは、お昼にみんながデスクで談笑する中、心の中で号泣。

もう胸中うめぼし状態。 キューーーっとなる感じ。

涙が出ないよう、想像力のスイッチを切って、文字だけ追って頭に入れた。

 

2009年に『手紙~親愛なる子供たちへ~』で日本レコード大賞優秀作品賞、

日本有線大賞有線音楽優秀賞を受賞した、パーキンソンを患う樋口了一さんの詩。

*正しくは、樋口さんに届いた発信人不明のポルトガル語で綴られたメールの訳。

 

まだ親の介護をしらない私には、介護に疲れた方に”コレを読んでみて”なんて偉そうなこと

言えませんが、そうなった時に思い出して読みたいなと思う詩でした。

 

以下抜粋

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年老いた私が、ある日 今までの私と違っていたとしても

どうかそのままの私のことを理解して欲しい

私が服の上に食べ物をこぼしても 靴紐を結び忘れても

あなたに色んなことを教えたように 見守って欲しい

あなたと話すとき、同じ話を何度も何度も繰り返しても

その結末を どうかさえぎらずにうなずいて欲しい

あなたにせがまれて 繰り返し読んだ 絵本の あたたかな結末は

いつも同じでも 私の心を平和にしてくれた

悲しい事ではないんだ 消え去ってゆくように見える私の心へと

励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり

お風呂に入るのを嫌がる時には 思い出して欲しい

あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて

嫌がるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しい事ではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に

祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱まり 飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない

足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったら

あなたが か弱い足で立ち上がろうと 私に助けを求めたように

よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい

あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど

私を理解して支えてくれる 心だけを持っていて欲しい

きっとそれだけで それだけで 私には勇気がわいてくるのです。

あなたの人生の始まりに私がしっかり付き添ったように

私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで 私が受けた多くの喜びと

あなたに対する変わらぬ愛を持って 笑顔で答えたい

私の子供たちへ

愛する子供たちへ

 

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深いぃーーーーー。涙

「子供みたいに”あれイヤ””これイヤ”ってゆーてかなわんのやー。」と

よく介護者さんから伺うのですが、これを読んでハッとさせられました。

 

大切に育ててもらったことに感謝を込めて、お返しするのが介護なんですかね。

 

 

自分が年老いて人の助けが必要となった時、この詩と同じように暖かく迎えてもらえる様に

子供(嫁・婿)に対してきつく当たったり、意地悪なことはしないでおくのが賢明ですね~。