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今週の土曜日、朝来市の視覚障がい者向け教室にて、福祉用具のご紹介をすることとなりました。

 

場所:朝来市役所市民文化部 生涯学習課

朝来市和田山町玉置824−1

日時:2019/10/19 13:00~14:00

 

そちらで紹介する商品がこちら。

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「言う吉くんウォレット」  ~株式会社システムイオ~

 

知らなかったのですが、お札(紙幣)には”触感”で種類を識別する加工がされているんですって。

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下(1万円):かぎ型マーク

中(五千円):八角形マーク

上(千円):横棒マーク

 

目を閉じてさわってみると、なるほど、なんとなくわかる。。

 

 

 

しかし、年月が経つうちに表面が磨耗してしまうと、このでこぼこを感じ取るのが難しくなったり、目が見えなくなって間もない方(後天的な視覚障がい者)にとっては、そもそも難しかったりするようです。

 

このマーク以外で識別する方法が、”紙幣の長さ(横幅)の違い”。

千円札 < 五千円札 < 一万円札 の順で横幅が長くなることはみんな知っていますよね。

これで判別が可能なんですね。

 

むむむっ。 待って。

 

”二千円札” っていうのがあったよね。

 

 

最近めっきりご無沙汰の二千円札。

調べると

1千円札 :150 mm

2千円札 :154 mm

旧5千円札:155 mm

新5千円札:156 mm

1万円札 :160 mm

 

二千円札と五千円札の違いが微妙;;;

 

っていうか、財布に全種類のお札入れていないと違いがわからん!!

 

 

 

実際、視覚障がいのマッサージ師が客からだまされてお札を渡されたこともあったそうです。

悪い奴がいるもんです!

 

そこで便利なのが、この「言う吉くん ウォレット」

一般に使われているお財布と同じように、紙幣をポケットに挿入しカメラスイッチを押すことで

千円券/2千円券/5千円券/1万円券のいずれかを音声/ブザー音/振動にて通知します。

挿入された紙幣は内蔵されたカメラにより被写体を撮影し登録された画像(1券種表裏左右の4ヶ所)

と照合します。

電子マネーの残高も、カードリーダにICカードをかざしボタンを押すことで音声で通知してくれるんです。

 

連続使用回数 紙幣読取約300回(25℃ フル充電から)
電源 リチウム二次電池
充電時間 約3時間
本体寸法 168.5mm(幅)×22mm(奥行)×82mm(高さ)
約175g

 

充電式で軽いし、便利ですよね~!

 

こんなお財布があるなんて、知らなかった!

お値段は¥42,000

 

 

ちなみに、日常生活用具給付対象の商品ですよ。

 

 

お問合せ先:株式会社エイトMAN TEL 079-670-6810