先月1月27日に開かれた中央社会保険医療協議会総会でロボットスーツ「HAL(医療用下肢タイプ)」
が医療保険に適用されることとなりました。
”装着すると、脳から神経を通じて筋肉へ送られた信号を、からだに貼り付けたセンサーが読み取り
下肢の動きを助け、歩行運動を繰り返すことで、脳が歩く感覚を学習し歩行機能の改善が図られる。”
のだそう。
対象となる疾患は
脊髄性筋萎縮症、球脊髄性筋萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、シャルコー・マリー・トゥース病、
遠位型ミオパチー、封入体筋炎、先天性ミオパチー、筋ジストロフィー。
レンタル料は片足ユニットでは月額11.8万円、両足ユニットで月額15.8万円。
*6ヶ月、1年、3年、5年契約があります。
初期導入費用 片足:40万円 両足:55万円
やはり現段階では現実的な価格じゃないですね (ノ_・。)
介護保険サービスの指定を受けている施設・事業所様は介護ロボット等導入支援事業で上限300万円
の全額補助が受けられますよ!
詳しくは弊社にご連絡ください。
「施設整備や国有地の安価貸し出しに力を入れて、人材不足の問題はどうするんだ?」
の声に、多少なりとも応えた形となったんですかね~。
介護ロボットの導入に52億円の予算をつけたところからも、ロボットに対する国の期待感を感じますね。
労働環境の問題から介護職員の確保が難しいと言われていますが、このロボットで負担を軽減
できれば少しは改善できるのではないでしょうか?
あとは賃金の問題ですよね。
まぁ、建物建てるより、報酬の引き上げなどが先だと思うんですけど・・・。
余談ですが、
福祉用具貸与事業者は今回の”介護ロボット等導入支援事業”の対象から外れています。。
福祉用具って重いんですよ!
うちの女性スタッフなんて、一人で40kg近くあるリフトを運んだりしています・・・。
こないだ、お世話になっているあさご整体さんで、「背中が亀の甲羅みたいにカッチカチ!」
と言われてました。涙 ごめんねーーーーー(/TДT)/
実際2人で運びたくても人員が足りないんですよね。
早くロボットが一般的なツールとなればいいなぁ~。