本日は、エイトMANのスタッフでよかったなと思う体験があったことを書きたいと思います。
2012年9月から住宅改修や福祉用具でお世話になり、2018年11月某日にご逝去されたS様のお引き上げにお伺いした時のお話です。
脳梗塞をはじめとする多くの疾病のため、入退院を繰り返し「これ以上できることはない。」と主治医に言われたS様。
しかし貴女の意志は強く、常に目標は高く(杖なしで歩くこと)、日々リハビリに励んでおられるご様子を、いつも拝見しておりました。
ある日は
「この歩行器えぇわぁ!よぉ歩ける。私によぉ、合っとる。上等上等。」とニコニコ。
しかし別の日は、
「・・・・。はぁ。またしんどなってしもた。こんなんじゃ、あかんな。がんばらにゃぁ。」
車いすに乗り移るのもやっとで、終日ベッド上で過ごしておられたり。
日によってころころ変わる体調でしたが、いつも前向きで強い精神をお持ちでした。
元気な時も、しんどい時も、私を見るたびに「エイトMANさん!今日はこんな感じなんや」と話しかけてくださるS様は、私にとってはかけがえのないご利用者様でした。
先日ベッドの引き上げに伺った際、
「ベッドに車いすに手すりに、福祉用具があってこそ最後まで家ですごせたんやと思うわ。葬儀場に行くまでずっとそこで寝てたんやで。
気持ちよさそうに寝とるみたいやった。
遠くの業者や地元の業者やら、たくさん紹介されたけど、エイトMANに頼んで本当
に良かった。対応が早くて、スタッフさんみんなが協力し合っているなぁと感じたんや。
本当にお世話になりました。ありがとう。」
と涙ながらに息子様。
この言葉に、私は救われました。
一所懸命してきたつもりだけど、それが相手に伝わらなければ意味がない。
私がやってきたことは、エゴではなかったということかな。と安心しました。
※もちろん、ケアマネジャー様をはじめとするケアスタッフの皆様のご教授があってこそのサービスですが。
今後も「エイトMANを選んでよかった!」といっただけるような、街の味方になれるよう
精進しようと思いました。